ざっくり言うと
1 キュービクルを設置するとき置場に困る
2 大抵の企業が空きスペースか屋上に設置する
3 設置代金、運用資金に大きく関わるのでよく考えた方がよいとのこと
キュービクルを設置するとき、どこに設置するかを悩むことがあります。
キュービクルは普段人が操作するものでもなく、触ると危険な物の為余り便利な場所には設置されません。同業他社や建築士・建築設備士がマニュアルに沿って設計する場合も多いと思います。置き場所としてすぐに思いつくのが、北海道電力の電柱の近く、屋上、駐車場の端、電気室を設けるなどがあります。
大抵の企業は、空きスペースを探してそこに設置することが多く、大きい建物の場合屋上に設置しがちです。屋上は空きスペースだらけで、人が近づかないので好都合と考えているのでしょう。
しかし、設置するとき電気の運用方法や設備の更新のことを考えると安易に屋上に設置したり、空きスペースに設置することはお勧めできません。
キュービクルを設置する場合に検討する事項として
1 北海道電力の引込柱からの距離
2 ケーブルを架空にするか地中埋設にするか
3 屋内にするか屋外にするか
4 景観
5 駐車場の邪魔にならないか
6 更新する場合の工事代
7 建物のへの影響
8 除雪への影響
9 使用電気機器までの距離
10 仕事への影響
11 廃熱
12 点検への影響
それぞれに法規や業務への影響があり、何も考えずに施工すると後々改修費用等が必要になります。それぞれを説明すると長くなるので、今回は説明しませんがキュービクルを設置する場合は考慮してみてはいかがでしょうか。
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